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先輩社員の仕事
PROJECT STORY

アジア各国におけるシステム導入、保守・運用のサポート

YAMAHA MOTOR ASIA Pte. Ltd.
河原﨑 満也

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Q.YAMAHA MOTOR ASIA Pte.,Ltd.(シンガポール)に駐在されて、 どのような仕事をされていますか?

YAMAHA MOTOR ASIA Pte., Ltd.(以下、YMAP)は、アジアのヤマハ発動機グループ拠点のITを統括するIT部門としての役割とYMAP自身のビジネスをIT領域からサポートするローカルIT部門としての役割があります。
私はアプリケーションチームのマネージャーとして、本社とアジア各国をつなぎYMAPを含めたアジア各国におけるシステム導入プロジェクトやシステムの保守・運用のサポートをしています。

Q.日常の業務内容について教えてください。

主にYMAP ITのマネージャーとしてプロジェクト管理やマネジメント業務を行っています。 アジア各国のシステムサポートやプロジェクトの実業務についてはYMSLグループのYMSLXやYMSLIが直接ユーザー側とやりとりを行い進めていきますが、プロジェクトを始める前のラフな企画の立案や技術検証の段取り、トラブルが発生した際の調整などプロジェクトが円滑に進むよう色々な側面からサポートを行います。またYMAP内の業務としてはアプリケーションチームの目標を作成し、達成に向けチームメンバーの仕事の割り当てや進捗管理を行います。

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Q.海外駐在で苦労した点はどんな所ですか?

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正直に言うと「全て」です。海外駐在をする前は入社以来一貫して日本国内の仕事を担当しており、海外での業務など想像したこともありませんでした。
実際に赴任してみるとYMAPではシンガポールだけでは無く、タイ、インド、フィリピン、インドネシアなどアジア各国と仕事をする必要があり、言葉の違いはもちろんですが、様々な文化的背景や価値観をもった人たちと仕事を進めて行く必要があります。
まずは日本でのやり方、価値観が必ずしも正解では無いことを理解するまでに非常に時間がかかりました。

Q.海外駐在で、1番やりがいを感じたことはなんですか?

異文化コミュニケーションは苦労している点でもありますが、やりがいを感じている部分でもあります。各ローカルスタッフとのやりとりはなかなかコミュニケーションがとれずうまく進まないこともありますが、多様な価値観を経験しそれにより新しい視点から視野が広がることがあります。
またコミュニケーションに苦労した後で感謝の言葉を頂いた時には、 非常に嬉しくどんな小さなことであってもやりがいを感じます。チームメンバーがプライベートなことで相談をしてくれるようになったことも信頼関係が構築出来たように思えて嬉しかったですね。

Q.海外駐在をしてみて、印象的なことはなんですか?

シンガポールを含め出張にいった各国で感じたのはカスタマーサービスの日本との違いです。
例えばシンガポールでは定期的なエアコンクリーニングが必須ですが、時間通りに作業員は来ず、作業後の床が真っ黒に汚れていることもままあります。
質の高いサービスにはお金が必要です。スーパーの野菜には腐ってくるものが混じっていますし、店員が携帯をずっと触っているのも良くみる風景です。日本のカスタマーサービスのレベルの高さを実感することが出来ましたし、またシンガポーリアンの大らかさは良い意味で印象的で視野が広がりました。

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Q.最後に、今後どのように成長していきたいか教えてください。

海外での仕事を通じ、ヤマハのマーケットはグローバルであり現地に合わせたアプローチが無ければうまくいかないということを実感しています。基本として国籍に関係なく、お互いを尊重し、感謝の気持ちを持ちながらコミュニケーションを取る姿勢を持ち続けられるようにしたいですね。
その上で一歩一歩、目の前の課題を乗り越え、グローバルな視野や異文化理解力を深めていきたいと思っています。
この会社では私のような海外経験が全くない人間にも駐在のチャンスを与えてくれました。
まずは貴重な経験を積み重ねて、将来的にはその経験を若手社員にも伝えられるようになりたいですね。

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