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先輩社員の仕事
PROJECT STORY

製品開発領域へのIT支援活動

弓場 誉介

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Q.これまでの業務内容について教えてください。

ヤマハ発動機の製品開発領域へのIT支援活動を行なっています。主にヤマハ発動機の実験業務で用いる、車両の振動や音などを時系列データとして収集するための計測システム構築のサポートや、収集したデータを分析するためのソフトウェア開発・保守・運用に取り組んでいます。ITはもちろん、巷の数学・工学的知見を活用しお客様の課題を解決することで、製品開発領域のQDC向上へ貢献することが私の役割です。

Q.苦労した点はどんな所ですか?

製品開発の実験現場の声をより良い形で実現するために、現場の方々と困りごとや改善への取り組みについて日々会話を行なうのですが、これにはITに限らず数学・工学など幅広い分野についての知識が必要となります。このため、実験現場へ訪問する機会をできるだけ多く作り、システムの利用現場を知ることを大切にしています。実際に実験している様子を通して、自分のやってきたことがどのように反映されているかが良く分かり、現場の方々から更なる期待の言葉をいただくことが、モチベーションの向上に繋がります。

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Q.どのような事を心がけていましたか?

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実験業務と直接関わるシステムが多いため、実験現場を十分に理解する必要があります。現場へ出向きトラブル対応することもありますが、必ずしもソフトウェアのバグがトラブルの原因でないことも多く、原因の特定にはいつも苦労しています。一方、机上では分からない気づきや学びを得ることができるのは面白い部分でもあり、その後の業務に活かされることも多いです。実験を通して見たいもの・知りたいことは多岐にわたるため、まだまだ理解できていないことは多いです。文献を読み漁ったり、社内外の有識者からアドバイスをいただきながら日々勉強しています。

Q.最後に、今後どのように成長していきたいか教えてください。

モビリティ業界の製品開発領域において、EVや自動運転など今後さらに複雑・高度なものが求められます。一方で、グローバルな市場で競争力を確保するためには、より一層製品開発の効率化が必要になります。そういった中で、ITが担う役割はますます拡大していくものだと考えています。ITの効果的な活用を提案し実現することで、ヤマハ発動機グループの製品開発領域のQDC向上に貢献できるシステムエンジニアに成長していきたいです。

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